新聞配達員の相棒スーパーカブと配達テクニックと

新聞配達員はカブで新聞を配る。
近頃ヤマハ・ギアなど静音タイプのスクーターで新聞を配る販売所もみかけるが、まだまだ新聞配達で一番稼働してるのがスーパーカブだろう。普通免許さえあれば原付免許で乗れるし、故障も少なく、燃費も良い世界で愛されるスグレモノだ。
販売所によっては配達員に通勤用に無料でかしだしてくれる。これは足がない人にとって非常に助かるのだ。昼間ちょっとコンビニスーパー行く程度ならカブくらいがちょうどいいし、駐輪場にとめられるので無駄な出費もかからない。

しかしこのバイク、初心者にとってコツをつかむまで結構大変だ

スーパーカブというバイク

スーパーカブは自動遠心クラッチという駆動系システムを採用している
んまあ、オートバイの専門用語わからん人のためにかいつまむと、左手でクラッチを切らず左足だけでシフトチェンジできるバイクってこと。一般的なミッションバイクの場合、左手でクラッチを切って左足でギアを代える。しかしカブはこの左手の工程がない。

だからスーパーカブを乗るときは左手が完全にフリーとなる。

これは「左手で出前のおかもちを持ちながらでも運転できるようにしたい」という本田宗一郎氏のコンセプトにもとづいて作られたマシンだからだ。
現代ではそんな昭和の出前風景もみられなくなったが、片手が自由なのは新聞の投函に非常に効率的で、カブは新聞配達員にとって頼りがいのある愛すべき相棒なのだ

ギアはフロント部分を踏むと一段づつ上がる。N→1→2→3
逆にかかと部分で後ろ側を踏むとギアは一段づつ下がる。

だが減速時は三速のギアをニュートラルに戻すわけだがこの時勢いあまって1速まで戻してしまう時がある。この時が非常に危険だ。新聞を大量に積んでいる場合、最悪転倒の危険もある
三速の時は青いランプがメーターに点灯し、Nでは緑のランプがつく。
走行中は青いランプがみえたらギアから軽く足を離す。緑のランプがついたらそれ以上シフトを踏まないよう注意を払うことが大切だ。クラッチを切らずにシフトチェンジできるのは非常に効率的だが、一方でそんな危険も持ち合わせているのだ。慣れるまではシフトダウンはあまり使わないほうがいいかもしれない。
慣れてくればこんなカブの扱い方で投函できるようになる

この動画にある膝叩きで新聞を8つ折りにするテクニック、走りながら投函する職人技は管理人も10年間の配達で独学で学び取った配達テクニックのまんまソレだったので面白かった。カブになれてくるといかにバイクから下りず投函するか自分でショートカットを模索してタイムアタックするもんで、工夫するのが楽しいのだ。管理人は右手で投函する場合は押し込まずクルっと回転させて投函する。しかしこーいう配達応用テクは危険なので販売所では絶対教えてくれないだろうなぁ

配達用カブの当たり外れ

実は販売店が用意してくれるカブに当たり外れがある

管理人がはじめてバイトした店はカブがボロボロで

見た目が錆び付いてることからはじまり、電気系統にガタがきてて強く押さないとウィンカーが反応しなかったり、走行メーターが機能しなかったり、サスペンションがイってて路面の段差を拾いまくってケツが痛くて痔になったり、ほんとひどい乗り味だった

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おなじカブでも新車と中古車ではノリ味が全く違う

パンクすると販売店の代車に乗ることがあるんだけど

新車なんて乗れた日には目ん玉飛び出るくらいびっくりする

エンジンのふけあがりからシートの柔らかみ、ギアやブレーキの効き具合ハンドルの遊びなど乗り心地が全くちがうのだ

こ・・これで毎日配達してぇ~!

そんな感想を思ったもんだ

同じ車種なのにそれくらい違う乗り物になる。

ハズレのカブだと平均的なカブより1.2倍くらい配達時間かかる感じ

一日単位ならともかく1ヶ月、一年たてば膨大な時間をロスしてしまうことになる

一度渡されたら今後ずっとそのバイクで配達しなきゃいけないので

自分の労働条件だけじゃなくパートナーとなるカブにも注意を払う必要がある

管理人の経験上外観が汚い販売所が提供するカブは整備がされてない散々なものだった。だから新聞配達アルバイトの面接に行くときは、販売所の外にゴミがちらかってないかとか、屋内は綺麗に整頓されてるかとか、電灯は切れてないかとか、見た目から伝わる衛生感を重視しよう。お客さんからみえる外観を蔑ろにできるような汚い販売所がカブの整備にまで目が行き届くはずがないのだ。なるべく外観が綺麗な新聞販売所で働くようにしよう。ただもちろん自分のカブは自分である程度整備できたほうがいいだろう。長い付き合いになるバイクだ。なるべく大切に乗ってあげたいものだ


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