
新聞配達員はポストに新聞を入れる
たまに面倒くさがりなお客さんが縁側に置いてくれ、地面にビニール付きで置いてくれ、自転車のカゴに入れてくれ、など特別な注文をしてくる場合もあるが、基本的にポストに投函する
一口にポストといってもさまざまな種類がある。
口金ポスト、自立式ポスト、壁掛け型ポスト、埋め込み型ポスト、集合ポスト、etc
見た目を優先したデザインポストなどは結構入れづらかったりする。チラシが重い日などは中に入らず、苦労させられる。
厄介なのは手作り風の木製ポストだ。中に投函していても浸水してしまうような形状で、普通に投函して後で雨がポツポツ降ってきたときの絶望感たるや。
少し濡れるとクレームがきたりする。
「頼むからポストをまともなヤツにかえてくれ・・」
と声無き声で思ってる配達員も多いだろう。
管理人はそうした微妙なポストの場合、快晴でもない限り毎日ビニールで入れる。
(ガチなクレーマーは快晴の日にビニールで入れただけでクレームしてくるが)
今日はポストや投函のコツについて軽く触れていこう
カラーポスト

強く入れすぎると少々音が響くので注意が必要。管理人の実家はこのタイプだった。投函音が聞こえると「あ~もう朝かぁ」と寝ぼけながら思ってたもんだ。
口金ポスト

口金ポストは平型の形状。ふたつ折りにしていれる。玄関ポストや壁ポストなどでよく見られる形状。やや入口が窮屈なのでチラシが重い日は入りづらくなり、無理やり突っ込もうとすると破けたりするので注意が必要。雨で入口が滴ってる日は投函したとたんビシャっと水しぶきを浴びせられることもある
自立式ポスト

自立式ポストは4つ折り、3つ折りにしていれる。種類も多く、オシャレな形が特徴だ。バイクに乗ったままでも投函できる場所に置いてあると非常にありがたかったりする。このタイプの場合、蓋を開けて投函しなきゃいけないので、入口が錆び付いて開けづらくなっていると手がかじかむ冬などは力が入らなくて苦労する。新聞を力強く入れすぎると家主側の口が開いてしまって郵便物が漏れてしまうことがあるので要注意。
壁掛け型ポスト
このタイプは入口が新聞を入れるには割とせまく、取り出し口も手狭なので中に郵便物が残っている状態で乱暴に詰め込むと取り出しづらくなりクレームがきたりするので要注意。同じ壁掛けでも新聞受けがついてる大型タイプのほうだとありがたい。管理人は投函した感触があまり好きではないタイプのポストである。
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埋め込み型ポスト

埋め込み型ポストは設計段階で計画しておいた上で塀や外壁などに埋め込むタイプのポスト。バイクに乗った状態で投函できる場合が多く非常にありがたいポストだ。中身は家主側しか開くことはできないので、プライバシーの保護や郵便物の盗難防止に効果がある。一方で誤配してしまったときなどに、中の新聞を入れ替えることができなくなるので注意が必要。
集合ポスト
マンションや団地の一階でよくみられるポストだ。新聞を大量に消化できる。慣れると北斗百裂拳のような手さばきでガシガシ入れられるので気持ちいい。月始めは入れる番号止める番号が動くので誤配しないように注意しないといけない。密集させてるので投函口が狭く、元旦などはチラシが分厚すぎて入らないのでかなり苦労する。
たまに回覧板が邪魔で投函できないポストがある。これは配達をしていてかなりストレスを感じるのだ。最近はポスティング業者がチラシを全部いれず、半分顔だした状態で中途半端に入れている時もあり、これも新聞を入れづらくしてストレスである。顔を出してるチラシが雨を含むことで新聞が濡れることもあるからタチが悪い。どうせ入れるなら中にちゃんと入れてもらいたいが、彼らもそう指導されているのだろう、同じ投函バイトだ、文句を言うまい
個人的に一番のストレスは表札もないポストにも名前がない名無しの家だ。新歓でポスト探す時のストレスたるや・・・「おれ空き巣かっ?」ておもうほど暗闇で右往左往する。アメリカみたいにビニール入れてポーン!と放り捨てることができれば配達も楽なんだけどねぇ
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