
世間は夏休みシーズンだ。
新聞配達なんぞジジイでもできるだろ、と安易な気持ちで新聞配達をやろうとしている高校生はいないだろうか?
確かに新聞配達は誰でもできる。だがクソあつい夏の新聞配達は過酷なのだ。
身体を突き刺すような寒さの冬配達もキツいもんだが、猛暑の新聞配達もそりゃキツい。
管理人は朝刊夕刊を住み込みで配っていたので、毎年夏の暑さにヘバって自分なりに工夫しながら暑さをしのいでいた。
今回は夏の高校生アルバイト諸君の新聞配達を楽にするために、10年新聞配達をしてきた管理人が高校生の夏休みアルバイターに向けて3つの提言を紹介したい。
1・朝刊だけにしておけ
まず一つ目は朝刊配達だけにしておけ、ということ。
真夏の夕刊配達は地獄だ。
最近の日本は都内でも40度を超えるような猛暑日があるので、夕刊を配る時間帯は地獄だ。
少しでも給料を上げたいと思っているのなら、朝と夕を配るのではなく、朝刊の部数を増やしてもらおう。
夏は朝刊でも暑いのだが、さすがに日差しが照り付ける夕刊よりはマシだろう。
起きるのがつらいから、という理由で夕刊のみでアルバイトできないか、と考える高校生もいるかもしれないがそれはおすすめできない。朝と夕セットなんてなおさら辞めたほうが良い
それに朝と夕をセットにしてしまうと、貴重な夏休みがすべて配達で拘束されてしまうのだ。
安易な気持ちで夕刊に手を出さないほうがいい。これが一つ目の提言だ
2・遅配はしても不着はするな
そして当たり前だが不着はするな、ということだ。
専業の中には不着を大目にみてくれる器の広い人間もいるが、不着をするだけで朝から怒鳴り散らすウザいヤツもいる。こーいう専業と絡むと心はすさみ、非常にストレスとなる。また、不着一つにつき給料を減らす店もある。
高校生アルバイトなら少しゆっくり配っても許されるので、不着だけはしないようにしよう。
そして不着をするにしても、「絶対に不着はしてはいけない家」というのをマークしておくことだ。
不着をするとガミガミ文句をいわれる家に関しては、担当の当番から特にドヤされる。
万が一新聞が余ったときは、その家だけは確実にはいっているかどうか確認しておこう。
3・当たりの店とハズレの店を見極めろ
そして重要なのは販売所選びにも当たりの店、ハズレの店があるということだ。
これは以前記事に書いたが、それを見極めるだけでストレスを避けて仕事をできる。
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例えば販売所の前にゴミが散らかっている店、壊れたバイクが店から見えるように置かれている店などは、だらしない専業が多く、ハズレ率が高まる。
また、販売所前に駐車スペースがない店では折り込みを入れた新聞を詰み込む作業に苦労するだろう。
狭い店より広い店、汚い店よりきれいな店を選ぼう。
家の近くだから、という理由でハズレ販売所で働いてしまうと、あとあと後悔することになる。
市内だけでも朝日、読売、毎日など販売所は無数にあるので、その中から自分向きの販売店を見極めよう。
まとめ
- 朝刊だけにしておけ
- 遅配はしても不着はするな
- 当たりの店とハズレの店を見極めろ
夏の新聞配達における熱中症対策とは
管理人がしていた熱中症対策も2つおしえておこう。これは単純だがクビにタオルを巻いて配達することだ。こうすると汗をかいてもすぐぬぐえるし、蜘蛛の巣が顔にかかったときでもすぐはらうことができ、なおかつ日差しをよけられる。
あとは凍らせたペットボトルをもっていくこと。
管理人は凍らせたミネラルウォーターに少し水を入れておき、配達しながら溶けた冷たい水を飲みながら走るのが好きだった。
外の温度で配達しながら丁度良く溶けていくので、常に冷たい水を補給しながら走れるのだ。
こうした工夫をして熱中症を乗り切ってほしい。
夏の新聞配達のいいところとは
夏の新聞配達は暑くてキツかったが唯一好きなのが、帰り道だ。汗だくのシャツは濡れていて、スピードを出すとひんやりして気持ちいい。あまり人が走ってない時間帯なので道路を独占しているようで気持ちも爽やか。
この気持ちよさのために新聞配達が続けられたといっても過言ではない。
まとめ
遊びたい盛りに新聞配達を毎日続けた経験は社会に出てから必ず役に立つだろう。
管理人もいろいろアルバイトをやってきたが、中でも新聞配達が最も辛く、新聞配達が最も楽だった。矛盾している言い方だが、一日一日は楽なのだ。毎日継続するのがつらいのである。
もし高校生のあなたがこの夏新聞配達アルバイトをするのであれば、毎日早起きして配達をやりきった経験は将来どんな仕事に就いても力強いバックボーンになるはずだ。
今日書いた提言を頭にとどめ、熱中症と交通事故だけは気を付けて配達をしてほしい。
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