新聞配達が一番大変な日、元旦 

世間では正月といえば明るいイメージだ。

その年の豊穣を司る歳神様を迎えるため門松や鏡餅を飾って、家族みんなが元気で暮らせるように約束をする。

年の瀬にもなれば親戚家族であつまって紅白をみたり、子供達はお年玉をもらったり、恋人同士は初日の出をみたり、仕仕事で疲れたお父さんも年末年始はゆっくり休む。

とにかく正月はみんなが笑顔のイメージだ

だが新聞配達員は正月に明るいイメージはない

 

なぜなら

 

一年で一番辛いのが元旦配達

 

だからだ

 

今日は元旦新聞配達のしんどさ、そして管理人流元旦配達のコツを解説しよう

チラシが激重

元旦の配達は何が苦労するって

 

とにかくチラシが多い

 

元旦は正月セールが各地であり、ここぞとばかりに広告を出すのでチラシが厚い。新聞も特別付録などがついてとにかくぶ厚くなる。

 

通常はペラッペラの新聞も元旦は

 

ちょいとした漫画雑誌

 

くらいに膨らむ

だいたいチラシは前日くらいに到着して折込スタッフがそろえてくれる。元旦分は一週間前くらいから店にどーんと準備され始める。年末から

 

これ配達するのかよ・・

 

と意識させられる。

販売店が正月用のチラシでギュウギュウ詰めになっているので、年の瀬からプレッシャーをかけられるわけだ(笑)

折込するだけで疲れる

折込作業も骨が折れる。入れても入れても終わらない。

分厚いので整頓作業(叩き)もしづらいし、昼間しか販売店にいないような専業さんも転送スタッフとして来ていたりして、店中が混雑してるのもストレス。新聞を積むだけの作業が

 

ガテン系バイトのような力作業

 

になる。そのため配達前の段階で疲れてしまうのだ。

重くて新聞が積めない
 

そしてクソ重い新聞をカゴに詰む

通常配達なら前かごに60、後ろに120はいれられるだろう(人によって違うが)。これが元旦だと

 

3分の1程度しか積めなくなる

 

つまり何度も販売店を往復したり、いくつも転送しないといけないのだ。

ちなみにチラシは同じ厚さでも紙質によって重さがかわる。

ペラペラの紙で広告を作ってる場合、厚さに比べ重さはさほどない。逆に写真付きのカラー用紙を使ってる広告は同じ厚さでもどっしりと新聞を重くする

元旦は言うまでもなく、どっしりと重い

 

手がかじかむような寒さの中でその新聞を積んでいくのもタフな作業となってしまう。ここまでで普段の配達日なら前半が終わってるくらいの時間になっていることだろう

新聞がポストに入らない

そしてここからが本番、出発だ。まず当然のこととして

 

普段の倍以上配達時間がかかる

 

それは寒い中、倍の時間居続けなくてはいけないということ。

 

普段はやく配れるからといって毎日の配達とおなじ格好すると元旦は凍えてしまう。一枚くらい多めに羽織ったりフェイスガードを着用して寒さ対策を万全にしておこう。

やることはいつも通りに新聞を配るだけだ。

しかしここまで分厚い新聞だと

 

ポストの投函口に入らない

少しハミだすように入れたり、チラシと新聞を別別にして入れたりと一部一部苦労しながら消化していく。他紙と併読している読者の家ではもうパンパンになっているので投函しようがない。

事前に販売所からいくつかビニールやマジックを持ってきておこう

 

床に置いておくためだ。

 

元旦配達用のカゴでも置いてくれるお客さんの家があると心が和む

元旦は人通りが増える

また普段は人通りがない路地や、車の往来がないはずの道も気を付けて走ろう。元旦だと参拝やコンビニに行く通行人が急に飛び出してくることがある。

 

バイクの運転にはいつも以上に気を付けよう。

 

管理人のいた販売所には元旦から接触事故を起こした専業さんがいた。正月から事故とかこの先一年が思いやられる。

元旦からの不着に注意しよう

そして部数を持ち運べないのですぐ新聞がなくなり何度も販売店を往復する

この往復作業が厄介だ。寒いのもあるが、入れる家を見落としてしまうのだ。なぜなら

 

元旦は新歓と約切れが一年で一番といっていいほど多い

 

しかも

 

年末年始は帰省による留守止めも多い

 

往復してるうちにどこに入れるか頭が混乱してしまうのだ

店によっては慣れてる配達員にも元旦だけは順路帳を持たせる。

元旦から不着・誤配はしたくないもので、一軒一軒確認しながら配らなければならないのだ

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マンションの大変さ

最悪なのはマンションだ。

集合ポストは通常ポストより手狭なので元旦の新聞は入れることができない。チラシと別別に入れる、もしくは少し挟んでぶら下げておくしかない。これも他紙併読の家だと非常に厄介だ。

そして直接玄関ポストまで届けるタイプのマンションもこれはこれで大変だ。

 

新聞が重いので移動がしんどすぎるのだ

 

通常10数部なら手に抱えて持ち運べる新聞も、元旦だと5部持ち歩くだけで手が痛くなる。

これが30部以上ある大型マンションだと手に負えなくなる、配り終えたあとはもう片手の感覚がなくなるくらい腕が疲れているだろう。

管理人的元旦攻略法

管理人の元旦攻略法は台風回で書いた方法とほぼ同じである

→    台風配達の記事

ようは、元旦や台風、大雪、悪天候の日だけは配達中大好きなコーラを飲もうが、スニッカーズをかじろうが、肉まんを食べようが、なにをしてもいい、という自分ルールを設定してる。

そのかわり、通常配達では水かお茶しか摂取しない。

話はズレるが管理人は配達期間糖質制限をはじめた。食にたいして無頓着だったこともあり、主食が食えなくなるのは辛くなかった(肉や魚は食えるため)

しかしコーラ大好き人間のため、コーラを断たれるが辛かった

いろいろ調べたらコカ・コーラゼロなら摂取しても良いということで一日一本の制限付きで飲んでいる。管理人がメタボっていたのは赤いコーラを毎日大量にガブ飲みしてたからだ。そこまでハードな糖質制限でもなかったが、主食を抜いたら体重がガクンと落ちた。着られなくなったウインドブレーカーが着られるようになり、いまでは年齢・身長別の平均体重を維持できている。白米が糖質の塊なんてこの年まで意識してなかった。

話を戻そう、その食事制限を元旦など特別な日だけ解除する。

配達中疲れたら好きなだけ飲んでもいいし、腹が減ったら買い食いしても良い。

外は寒いのでコーラも常に冷え冷えの状態で飲むだけで体力が回復する

 

このご褒美配達は結構効果的だ。モチベーションにつながる。

 

久々に食すチョコレートは「こんなうまかったっけ」と改めて実感する。おせちもお雑煮もいらないから、よっちゃんイカや酢だこ三太郎をたらふく食いたい気分だ。

そして配達も普段より2、3時間くらい時間を要するだろうか。

配るのが遅い人、部数が多い区域は朝まで朝になっても終わらない。何度も何度も往復し、ようやく配達が終わってくれる。普段なら暗いうちに帰れる配達員も元旦の場合は明るくなるはずだ。

身体はもうヘトヘトである

元旦の好きなところ

そんなつらいつらい元旦配達だが好きなことが2つだけある

ひとつは帰りに初日の出を見る瞬間である。

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普段は寄り道はしないが、ちょっとバイクを路肩にとめ景色のいいところで初日の出を拝む

「あー元旦の配達やっと終わった」

 

という達成感と

 

これからまた新しい年が始まるんだな」

 

という高揚感で初日の出を見届けるのが非常に気持ちいい。

心は安らぐし、正月から頑張った労をねぎらってもらった気さえする。

もう一つが

 

社長からもらうお年玉

アルバイトはボーナスがもらえないが正月は販売店に戻ると社長が来ていてお年玉もらえたりする。昔働いてたところでは社長が太っ腹で毎年2万円をくれた。次に働いた店は社長がしみったれでお年玉をくれることはなかった。そーいうケチな店は長く続けず辞めるに限るね(笑)

こんな感じで元旦配達が終わる。

元旦配達の注意点

  • 折込が力作業になる
  • 寒さ対策は普段よりも万全に
  • 新聞がポストに入らないからビニールを
  • 新勧・休止・留守止め多い
  • 人の往来が増える
  • マンション配達が普段よりキツイ
  • お年玉は貰っとけ

翌日は休刊日なのでぐうたら過ごして体力を回復する。夕刊がないのが唯一の救いだ。

始めたての半人前配達員も、元旦を無事こなすことができたら皆から一人前の配達員として認めてもらえるのだ。

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4 Responses to “新聞配達が一番大変な日、元旦 ”

  1. 金もらうためのクソ労働するために肉マン代やコーラー代がかかるって本末転倒じゃん

  2. 正月の折り込みチラシが店内に所狭しと置かれていて、今からビクビクしてますw
    アドバイスにあるように、コロナ禍とはいえ人の往来が増えると思うので、焦らずいつも通りの運転を心がけたいと思います。
    自分も配達中に好きな物を食べたり、配達後のご褒美を用意しておいて、それを糧にして初の正月配達を乗り切ろうと思います。

    • あと数日で元旦配達ですね。
      今年は例年より冷え込むらしいので、普段以上の防寒対策を忘れずに。
      多少遅くても苦情来ないので、休み休みで安全運転を心がけてください。

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